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Shiunからの手紙

Live different.

緩やかな上り坂と気持ちの下り坂

Day 123, 124:八角楼(bajiaolou)- 雅江(yajiang)- 相克宗(xiankezong)= 32.6km

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※(追記)写真を後から付け加えました。

昨日は朝からお昼過ぎまで歩いて比較的大きめな都市,雅江に到着した。またはじまる4000mを越える山越えに備えて、溜まっていた洗濯物を洗い、午後はゆっくり旅館の部屋で過ごした。

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歩く道にのぼったり、下ったりする起伏があるように、自分の感情にも同じように波がある。調子がいい日が続くと、ふとどこかダウンする。どのタイミングで良くなったり悪くなったりするのかは、いまだに自分でもうまくコントロールできない。
昨日の午後に、なぜかストンと気持ちが下り坂に入り、ベットの中にうずくまって結局晩飯も食べずにそのまま眠りについた…。

★★★


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一晩たっぷり寝て翌朝起きると気分はすっかりよくなり、また今日も歩こうという気が湧いてきた。

今日は高山地帯に入る手前の街までの歩行を予定し、それほど距離はないので、久しぶりにネット環境のある部屋でのんびりして、少し早めのお昼ご飯を雅江の街中で食べてから出発した。

再び高山地帯に入れば、また人里ない山道が少なくとも二日は続くことが予想されるので、街のスーパーでインスタントラーメンやら携帯できる食料を多めに買いあさった。

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歩き出して間もなく、四川格西沟自然保護区に突入した。この絵には載ってないが、オオカミさんも山にいると聞いている。

チベット自治区に入ってからは毎日が晴天の青空で、今日の昼間の時間帯はとても暑く感じられた。半袖半ズボンでもいいくらいなのだが、太陽が雲や山に隠れると今度はすぐに肌寒く感じられるため着こなしが難しい。

またここ数日で両足にマメができてしまった。歩き出して足に汗を掻いて、足の皮膚がふやけてくると痛みが増してくるし、マメが拡大しだす。昨日応急処置を施し、マメの中に溜まった水を抜き出してだいぶ良くなったのだが、今日歩いててやはり少し痛む。

歩いてる時に感じる苦痛が増えてくると、歩く気力が落ちこむときがある。

今日は歩く距離も短く、余裕があったので、無理やり歩かずに午後には長い休憩をとった。

長い休憩の後、また目的地の街に向けて歩き出して、あと5kmほどの地点で一台の車が止まり、逆ヒッチハイクされた。

もうあと一時間ほど歩けば着くし、大丈夫と言っても乗せてくれるという。
しかし、チベット族でサングラスをかけたちょっと悪そうな人に見えたので、お断りしようとしたのだが、お金はいらないし5kmでも乗せてくれると譲らないので、それならば5kmだけ乗せてもらうことにした。

人を見た目で判断するのはよくないが、全く知らない人の場合だと、無意識にまず視覚から入ってくる情報でその人を判断してしまうことが多い。
あとは、なんとなく直感でやばいと感じた場合は、できるだけ避けるようにしているが、今回はもしかすると断りきれずにやばい車に乗ってしまったかも…と思った。。

先入観で悪い人だと思うと、その人が悪い人になるように情報収集しだす。

最悪のシナリオを頭の中で描きながら、そうなっても仕方がないと覚悟を決めたが、心配したのも束の間、すぐに目的地の街に到着し、一軒の旅館兼飯屋の前で降ろしてくれた。

そのまま乗せてくれたチベット族の人は中に入っていって、テーブルにつくとご飯を食べはじめ、どうやらこの宿に関わりがあるオーナーさんみたいだった。

何はともあれ、無事に何事もなく目的地に早めに到着できて、さらに感じのいい旅館の人たちで、またしてもいいご縁に恵まれた。

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明日からはじまる新たな山越えに備えて、晩飯には二品も頼んで、ご飯三杯を完食した。


さて、また登ってやろうじゃないの。
標高4659mの山頂まで。

Total: 2301.5km



しうんより