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Shiunからの手紙

Live different.

顔は怖いけど、心は優しい二人の助っ人

Day36:灵石县(lingshixian)→ 南关镇(nanguanzhen)= 18.2km

今日は6時45分に目覚めた。朝起きてまずここ数日送れてなかった手紙を書き直して送信してから、準備して9時に旅館を出発した。

歩き出してから、道端で卵をはさんだ烧饼(中国のパン)を二つ買って、歩きながら遅めの朝ご飯を食べた。

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雲が多く涼しい天気の中、省道221から再び国道108に戻り、両側が山々に囲まれた国道を南下していく。

お昼が近づくにつれ、曇りのち晴れだった空が次第に晴天に変わり、日差しが照りつけるようになった。朝からまだ休憩を取っていなかったため、国道脇に岩場を見つけて、ここでお昼休憩を取ることにした。

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午前中ずっと歩き続けて、お昼休みに一眠りしたいところ。ゴツゴツした岩場の中を一回りして、できる限り平らな場所を探した結果、荷物を乗せていた大きな一枚の岩の下に隙間と木陰があって、そこにマットレスを敷き、潜り込んで一眠りした。夜はテント、昼なら横になれるマットレスが体力回復に多いに役立つ。

一時間近く寝ていると、岩の木陰に収まり切らなかった太ももから脚までを日差しが強く照りつけ、暑くなって起き上がり、再び歩き出した。

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午後の歩行をはじめて、立て続けに2台の車が止まって逆ヒッチハイクされたが、乗車を断った。もうこの旅で何回逆ヒッチハイクされたか分からなくなるくらい、歩いているとほぼ毎日一回は逆ヒッチハイクに遭遇する。日本ではヒッチハイクで旅をする人がいるが、中国なら逆ヒッチハイクで旅ができそうだ。

中国では旅人は結構人気がある。中国は広いため、多くは自転車に乗った旅人で、徒歩の旅人はやはり珍しいのだろう。ザックを背負い歩いていると物珍しそうな目でよく見られ、一日に何度か話しかけられる。

午後2時になってもあまりお腹が空かず、小さな街を通り過ぎた際に水分補給のついでに、お昼ご飯には焼麺を食べた。山西省では麺中心の食生活で、レストランで米がないところも多く、お米好きな人にはちょっと困る省かもしれない。

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お昼に食べた炒面(日本でいう焼うどん)、一杯6元(100円)

お昼を食べ終えてお店を出ようとすると、お店の人から天気が変わってまもなく雨が降ると教えてもらい、急いで目的地に向けてピッチを上げて歩き出した。

すると、また一台の車が止まり、追いついてから車の中を覗くと、ちょいと怖い顔つきの男性二人が乗った乗用車から逆ヒッチハイクされた。どこに行くのかと聞かれて、南关と伝えると、その人たちも南关に帰る途中らしく、だったら乗っていけと言われて、雨も降りそうだし有難く乗せてもらうことにした。

ゆっくりと走り出す車内、短髪に黒いサングラスと右腕に刺青が入った運転手と、右隣に座った同じ形相の男二人の後部座席に座った。見た目だけでいうなら、チンピラかマフィアに見える少し怖い出で立ちの二人だったが、北京からここまで徒歩で来たことを伝えると「すげぇーな!」と喜んでくれた。乗せてくれたことにお礼をいうと、「ご縁あっての中国人同士助けて当たり前だよ」と言ってくれたので、話をややこしくしないために日本国籍のことは聞かれなかったので黙っておいた。その後、南关に着いてから、街のどこでご飯が食べれて、どこに安宿があるか教えてくれた後、アツい握手を交わして車を下りた。

ちょいと怖い顔立ちだけど心は優しい二人に出会えたおかげで、雨が降り出す前にネットもつながる安宿に一晩20元(約330円)でチェックインできた。

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中国でも日本と同じようにご縁を大切にする文化があるようだ。

今日のご縁に感謝。

Total: 630.5 + 18.2 = 648.7km



しうんより