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Shiunからの手紙

Live different.

寺院巡りをしながら考えたこと

 

Day13:承安铺(chenganpu)→ 正定(zhengding)= 16.5km

 
今日は6時半に目を覚まし、9時前にホテルを出発。設定した目的地は近く、焦る必要もなく、ホテル近くの出店で朝飯用に買った烧饼を橋の下で食べた。
 
ゆっくり朝ごはんを食べてから、のこのことと歩き出す。
 

http://instagram.com/p/pfXd9JQEkO/

From the bridge.

通りかかった橋から見たポツンとそびえ立つ木。

 

 

http://instagram.com/p/pfYE9JQElb/

I like how you stand there.

続いて、田園にポツンと置かれた自転車が粋。

 

今日は土日だからなのか、なぜか朝から三台もの車が立て続けに止まって、逆ヒッチハイクされた。天気もよく、目的地も近いし、何より徒歩の旅なので、丁寧に全て乗車を断った。しかし、三台目の車の人がどうしても乗せたいらしく、なかなか譲らないので、乗せてもらうことになった。

乗せてくれた人は、旅好きで、中国のあちこちの山に登るのが趣味だった。
日本では歩いて旅してるとき、いちども逆ヒッチハイクされたことがなかった分、中国ではこの二週間近くで、もうすでに"五回"も逆ヒッチで乗せてくれる方が現れたことに驚いている。思った以上に心優しく、旅人を乗せる人が中国には多いようだ。
 
一昨日、雨の日に乗せてもらいワープしたばかりなのに、また一気に30km先に進み、歩いて明日到着予定だった目的地の正定まで、車で一時間ほどで到着してしまった。
 
せっかく正定にお昼頃着いたので、今日の予定を変更し、この街で有名な観光地のお寺を歩いて巡ることにした。
 
http://instagram.com/p/pgFfvswEpV/

 

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天宁寺 Tianning Temple built in 1108.

天宁寺という1108年からある古いお寺。

 

次に訪れた大きなお寺と庭園も併設した同じ通りにある二つ目の寺院、隆兴寺をじっくり歩いて巡った。

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僕が今までに訪れた幾つかの中国のお寺は、だいたい似たような構造をしていて、何層もの寺院が連なってできている。
 

 

http://instagram.com/p/pgG1yiQErC/

Dragon Chinese Scholar Tree.

龍槐という寺院樹。

 

 

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The detail inside the Longxing Temple.

日本のお寺の作りとどこか似ている。

 

中でも度肝を抜かれたのは、21.3メートルもある千手観音の像だ。

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The thousand-armed Goddess.

後ろからみた千手観音の腕。

 

歴史には詳しくないが、これだけ巨大な建築物と建造物をつくった過去の時代の中で、寺院がどれだけ権力と力を保持してたかが分かる。まるで今の時代の高層ビルとその中の巨大企業が、都会の力の象徴のように、過去の時代では宗教と寺院が力を持っていたのであろう。

いつの時代でも権力と力を持った人は、自分の力を誇示するために何かと大きなものを作りたがる。大勢の群衆を結集させ働かせて、時間をかけて作りあげる。力を持つ数少ない人と、力に従う数多くの人々。この世界をいま、どんな力によって支配されているのだろうか。

寺院を巡りながらそんなことを考えさせられ、たまには観光も悪くないと思いながら、今晩泊まる宿をこの街で探すことにした。僕は古い街並みが残る、この正定の街が気に入った。

最初に入った一軒目の宿で、しばらく部屋でくつろいでると問題が起きた。宿主が上がってきて、やはり外国人パスポートでは登録できないと言われ、この宿に宿泊できなくなってしまった。安宿は、基本的に外国人を泊めれる許可を持ってなく違法で罰金を課せられるため、仕方がないことだ。時間帯もすでに遅くなり、辛抱して他の安宿を探す気にもなれず、市内で唯一外国人が泊まれる高級ホテルに移ることにした。一泊120元(約2000円)まで値下げができた。日本で考えれば、ネットカフェ一泊分の料金で、結構いいホテルに泊まれるのだから、ちょっとお得感がある。

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上の写真が、最初に宿泊予定だった旅館の部屋と、下が移動した市内の四つ星ホテルの比較。
 
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大きい街になると物価が上がって、ホテル代も高くなり安宿を探すのが困難になるため、なるべく都市では短くコンパクトに滞在を済ませたいところだ。
 
河北省の首都,石家庄までもうあと一歩。
 
Total: 259.6 + 16.5 = 276.1km
 
 
 
しうんより