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Shiunからの手紙

Live different.

北京の心臓部を歩いた初日

中国徒歩横断記

Day1:我的北京家(my home)→八宝山(babaoshan) = 34.8km

 
2014年6月9日、本日より、中国徒歩横断の初日を北京から歩き出した。
 
一年前からぼんやりと考えていた、「中国から世界を周りたい」という夢の具体的な第一歩を自分の脚で歩み出した。今年はまず中国を歩いて巡る。
 
初日の今朝は8時前に北京の家を出発し、北京市内の中心部を東から西へつないでる地下鉄1号線の道に沿って、北京の中心部である天安門広場を通り抜け、そのままひたすら西へ約30kmほど歩いた。
 
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今日北京の中心道をずっと歩いてて面白いなと思ったことがある。北京のど真ん中を東から西へ結ぶ真っ直ぐの一本の中心道をずっと歩いていたのだが、北京中心部のこの道を、人に例えると、心臓近くを通るぶっとい動脈みたいなもの。その流れの中から見えてくるのは、今の中国の心臓部が何で構築されているかだ。
 
巨大な建造物が道の左右に建ち並ぶ中、北京の中心都市はどんな産業で構築されてるか気になって、建物を一つずつ見て周った。すると、明らかに特に大きな建物の特徴が分かる。
 
それは、銀行、情報産業(日本でいうdocomo, au, SoftBank)、高級ホテル、デパートの四つだ。
 
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この四つの産業を含んだ建物が本当にびっくりするくらい、歩くごとに繰り返し何度も出現した。まだ経済成長が国の発展を支えてる中国の首都北京の心臓部では、お金と経済がどれだけこの世界で力を誇示してるか、この中心道をじっくり歩いて観察することで分かる。
 
それと、6月4日は天安門事件の25周年だったが、中国国内ではそれに関しての情報は一切流れてこない。僕はVPNを使って中国のネット規制を飛び出し、香港や台湾の何万人もの人たちが集まって追悼してたことを知り、中国の家族に話すと、そのことを知らなくてびっくりした。
 
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中国という国を、人の集合体の一つの生命体として考えると、生命として生き残るために、中国政府は民衆が暴動を起こし反乱することを恐れている。13億人の国民を統制し管理するために、ネット規制したり、情報を政府の都合のいいようにコントロールしているのが現状だ。
一方、民衆は、生活とお金が深く結びついてるため、無くなっていく一方の生活費を恐れて、大きな経済の歯車を高速回転するよう、必死で働いて、お金を稼いで少しでもより豊かな暮らしを求める。
人間の個人と、集合体というシステム化された二つの生き物が、生き残りをかけた競争が繰り広げられてる。
 
僕はというと、その経済中心の歯車からひょっこり飛び出してきて、新しい歯車となる生き方を探して、いま模索中なのだ。
 
今日は北京市内を一日朝から晩まで歩いて、一般北京市民が送ってる生活リズムも垣間見れた。
 
10kg以上ある荷物を背負って、毎日歩くって正直結構しんどいけど、その苦い部分も含めて自分の脚で歩くスピード、その間に流れる時間、ヒューマンスケールな徒歩の旅がやはり好きだ。
 
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無事初日は、安くていいホテルも見つかり、ゆっくり休んで明日に備えよう。
 
明日は朝、お爺ちゃんの墓参りに行ってから、北京郊外を目指して歩き出す。
 
それでは、また明日。
 
Total: 34.8km
 
 
 
しうんより